EFiX破損に関する考察2
EFiXが(データ)破損するのはメイン電源投入時ではないか?というのが前回の考察の結論でした。
しかしマザボのピンヘッダに挿したままではでは、どうしても壊れるリスクがあることになります。どのように取り扱ったらEFiXのデータ破損を回避できるのでしょうか?
要は「電源ユニットのメイン電源投入時にEFiXが接続されていない」ように運用すればいいわけです。実際の運用としては「EFiXを抜いておけ」ばいい。さらにUSB-Aコネクタ変換ケーブルを常用することです。これはなぜかと言うと、USBコネクタは構造上データラインが先に切れ電源ラインが後から切れるようになっているからです。この逆にピンヘッダでの抜差しは厳禁です。
また、電源ユニット自体の投入ラッシュ電流は過大ですが、EFiX単体での投入ラッシュ電流は微細な物です。上記のようにデータラインを切り離した状態でのオンオフ(挿抜)であれば(まともなデバイスなら)問題は無いでしょう。
PCの初期電源投入手順
1.EFiXは抜いたまま
2.電源コードを挿す
3.メインスイッチ(ハードSW)を入れる
4.USB-Aコネクタ変換ケーブル付きのEFiXを挿す
5.PCのパワースイッチ(ソフトSW)を入れる
普段の運用時の電源投入手順
1.USB-Aコネクタ変換ケーブル付きのEFiXを挿したまま
2.PCのパワースイッチ(ソフトSW)を入れる
普段の運用時の電源停止手順
1.OSのシステム終了を選択
2.USB-Aコネクタ変換ケーブル付きのEFiXを挿したまま
PCの最終電源停止手順
1.OSのシステム終了を選択
2.USB-Aコネクタ変換ケーブル付きのEFiXを抜く
3.メインスイッチ(ハードSW)を切る
4.電源コードを抜く
注意点
・リセットスイッチは押しても問題ない
・停電からの復旧時は破損するリスクがあり避けられない
・停電しないようにUPSを入れる
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