開発中プロジェクト一覧

世の中はInterBEEの話題で盛り上がっている今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

現在諸事情により滞っていますが、開発中または構想中のプロジェクトの一覧を作っておこうと思います。あと、バラバラだった名称も「denodoXxシリーズ(でんどーちょめちょめしりーず)(仮称)」で統一して行こうかと適当に割り振ってみました。

これらを製品化するとかそういう計画はまだ無いのですが、現時点で単なる妄想や紙の上だけのプランでなくある程度実働できている物を挙げてあります。 (妄想・構想レベルなら更にいろいろありますが、そういうネタは今回は温存しますw)

Twitpic

この記事の短縮URL→ http://bit.ly/rZeLc7
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バルーンカメラ4

バルーンカメラのソフト編です。

バルーンカメラはAXISのIP監視カメラ207Wを使用していますが、今回のライブStreamingはUstream.tvです。当然普通にやったら繋がらない構成ですが、あるソフトを介在させることで実現しています。

まずUstream.tvのエンコードはブラウザ上のFlash Playerの内蔵エンコーダを使用するか、外部のFlash Media Live Encoder 3を使用します。今回は回線が決して潤沢でない、マシンパワーも乏しい、でも画質はなるべくよくしたいという関係で Flash Media Live Encoder 3でVP6+MP3圧縮(200Kbps+56Kbps)を選択しています。

どちらのエンコーダ共にデフォルトではDVデバイスなどのMSのイメージングデバイス対応の入力しか選べません。AXIS207WからはRTSPかHTTPによるMPEG4(又はMJPEG)ストリーム しか出力されませんので、直接接続することはできません。

ここで「SCFH DSF」 という特殊なアプリを利用します。

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バルーンカメラ3

ほぼ7時間で完成したバルーンカメラ。「大町美麻ロードレース」ではどのような使われ方をしたのでしょう。

ballooncam31.pngballooncam6.png

ロープの固定金具にバルーンのロープをZ字に通しつつ若干よじれさせます。平たいオレンジのベルトと違い摩擦が小さいので、振動で落ちて来るのを防止する為です。特に途中を縛る等しなくても十分固定されます。この金具にバルーンカメラを固定すればできあがりです。後はバルーンを宙に放つだけです。(実際は違う)

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バルーンカメラ2

大町美麻ロードレース」用の「バルーンカメラ」の製作のその2です。

事前の実験でAXIS 207Wがバッテリーで運用できることは判っていますので、あとは如何に長時間使用できるようにするかという事になります。大容量のバッテリーが簡単に組めて、運用も入手も楽な物と言うとやはり「Eneloop」が良いだろうということで、ヤマダ電機にて購入。その他DIYショップで電池BOXとか電池スナップとかも購入。これなら他の用途に潰しが効くでしょうし無駄になることは無いでしょう。ただし、この時点で8/19(水)夜であり、8/21(金)の午後には美麻に行かなくてはいけないので、もうあまり時間がありません(ちなみに8/21は早朝工事)。

ballooncam1.png

1.2V×4本で1セットとして、4セット分16本を用意し、手元にあった単三電池4本用のUSB電池BOX(JTT USBバッテリーパック)のレギュレータ基板経由で接続し、稼働の可否、電池の寿命などを判断しつつ、バルーンへの固定、防水対策など諸々施す必要があります。果して間に合うのでしょうか?

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バルーンカメラ1

大町美麻ロードレース」 のインターネット中継を計画した初期から、カメラシステムにDVカメラではなくIP監視カメラを利用できないかと考えていました。これはIP監視カメラが「オペレーション・フリー」で動く事と、「小型軽量でかつ高画質」になって来ていたからです。

ターゲットにしたのは AXIS 207W  。IP監視カメラの老舗のAXISの比較的最近のMPEG-4対応・WiFi対応の小型カメラです。この特性を生かして、このカメラを広告用のバルーンにくくり付けて、上空からのライブ映像を配信しようという、かなり無茶苦茶な提案がなぜかすんなり採用されたため「実際に動くシステム」を作成する必要が出て来ました。

ph_207w_left_low2.pngballooncam3.png

最新のモデルはH.264に対応したりしていますが、これを選んだのは「会社に現物があったから」でした。

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セカンドライフの行末

(旧Blogから記事移植)
某社給湯室より中継です。

SecondLife

某広告代理店が必死になって仕掛けた「セカンドライフ日本語版」だが、大方の予想通り泣かず飛ばずの惨敗ぶりのようだ。10年以上前に3D Chat技術の日本移転を試みた立場から言わせてもらえば、D通のやり方は全く逆だとしか思えない、うまく行くはずのないアプローチ方法だ。

あたかも人がいっぱい居て面白い遊び場だと空宣伝をしても、ログインしたら人はいないし、ユーザコンテンツもコミュニティも陰も形も無く、企業店舗しか見当たらないなどと言う状態では、却って悪評判を立てるだけの結果になる。

まず人が勝手に集まって「遊べる」環境や構造をそもそも含めなければならないし、遊び方を押し付けず表立って提案などせず、素材を散りばめておかなくてはならない。商業的なアイテムは慎重に配置をし、あまり自己主張してはいけない。目的が企業コンテンツのポータルなら別だが、まず人口を増やし住民を定着させなければいけない初期段階は「コミュニティの育成」にこそ最大限のパワーを裂く必要がある。 (more...)