バルーンカメラ4

バルーンカメラのソフト編です。

バルーンカメラはAXISのIP監視カメラ207Wを使用していますが、今回のライブStreamingはUstream.tvです。当然普通にやったら繋がらない構成ですが、あるソフトを介在させることで実現しています。

まずUstream.tvのエンコードはブラウザ上のFlash Playerの内蔵エンコーダを使用するか、外部のFlash Media Live Encoder 3を使用します。今回は回線が決して潤沢でない、マシンパワーも乏しい、でも画質はなるべくよくしたいという関係で Flash Media Live Encoder 3でVP6+MP3圧縮(200Kbps+56Kbps)を選択しています。

どちらのエンコーダ共にデフォルトではDVデバイスなどのMSのイメージングデバイス対応の入力しか選べません。AXIS207WからはRTSPかHTTPによるMPEG4(又はMJPEG)ストリーム しか出力されませんので、直接接続することはできません。

ここで「SCFH DSF」 という特殊なアプリを利用します。

SCFH DSF」は画面取り込み用のDirectShowフィルタです。主にゲームのプレイ画像をライブ配信する際に利用される物ですが、基本的に画面に映っている物ならなんでも取り込む事ができます。

AXIS 207Wからの動画はQuickTime Playerを使用してクライアントプルで表示させます。AXIS 207Wの出力フォーマットは480×360 30fps MPEG4/44.1kHz MP3 で設定してあります。 bitレートはバルーンシステムがどのモデムの下に行くか判らなかったため、安全を見て200kbpsに規制しています。画質的、システムの帯域的にはもっと上げることは可能ですが、一般の接続ユーザーと帯域を共用しているケーブルインターネットの場合、ライブイベントの上り帯域の設定は十二分に注意をする必要があります。(今回も6カメ×200kbpsで1.2Mbpsを6時間流しているが、ケーブルシステムのアップストリームの1/3も占有してしまっている)

カメラからの動画をQuickTime Playerで表示するには「URLを開く」で
rtsp://(カメラのIPアドレス)/mpeg4/1/media.amp
を開きます。カメラからの映像が再生されるはずです。

しかしこれでは SCFH DSFでターゲットをQuickTime Playerのウインドウにしても何も出て来ません。これは「オーバーレイ」モードで再生表示がされているからです。 SCFH DSFはオーバーレイの取込みはできません。

QuickTime Playerの再生画面をオーバーレイオフで再生させるにはいくつか方法があります。

1. あらかじめ別のウインドウで別動画を開いておく
これはオーバーレイは1画面のみ対応のため

2. SCFH DSFのサイトにあるOLCを利用する
http://mosax.sakura.ne.jp/fswiki.cgi?page=Other#p0
QuickTime Playerより先に起動することでオーバーレイを強制確保します

3. QuickTime Playerの設定を変える
編集>設定>QuickTime設定>詳細>ビデオ
をセーフモード(GDIのみ)に変える

以上いずれかの操作でSCFH DSFでQuickTime Playerの画面が取り込めるようになるはずです。後はAXIS207Wからの動画を SCFH DSF で取込み、Flash Media Live Encoder 3の入力に SCFH DSF を指定することで、Useream.tvへの配信のソースとしてAXIS207Wを利用できるようになります。

なお音声は Windowsの入力ミキサーを使えるようにしてWAVE出力を取り込むようにします。つまりWindows上で鳴る音は全てStreamingされますので変な音が発生しないよう注意する必要があります。

この変換エンコードに使用するマシンは、通常のFlash Media Live Encoder 3 用マシンよりさらに負荷がかかるので、十分高速なマシンを使用するようにしてください。(Core 2 Duo以上必須と言っておきます、遅いCPUでも動きますが、フレームレートが極端に落ちたり、操作不能に陥ります)

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