何も足さない、何も引かない

dendoSwitcher ver.beta110304

dendoSwitcherのVer.beta110304を差分で配布しております。
ダウンロードはいつものGoogleドキュメントのフォルダからです。

http://bit.ly/d24Un4（CamTwistカスタムQTZ）

┗ dendoSwitcer ＞ dendoSwitcher_beta110304差分
＿＿┗ dendoSwitcher_b110304b.zip

カメラモジュールなどはbeta110213の物を使用してください。

このバージョンはminiMasterを使用したiPhone操作版のリニューアルです。

この記事の短縮URL→ http://bit.ly/ewU4TK

miniMasterは前のbeta110228から導入されたモジュールで、フル機能のマスターと違い、軽量化された主にOSC通信の統合に徹したモジュールです。

iOSCを使用するとマスター系のモジュールを使用しなくてもiPhoneからカメラ・テロップの操作が可能ですが、設定が面倒だったり操作にコツが必要だったりします。miniMasterを使用することで TouchOSCが使用できるようになり、セットで配布されるTouchOSCのレイアウトを使用して、非常に便利にiPhoneからのリモートが行えるようになります。

TouchOSCのリモート機能の一覧

1. カメラ3台のスイッチング
2. フェード/カットの切り替え
3. テロップのフェードIn/Out制御
4. テロップのX In/Out制御（水平方向のエフェクト）
5. テロップのY In/Out制御（垂直方向のエフェクト）
6. 次のテロップに送る
7. 前のテロップに戻す
8. Auto NextモードOn/Off（テロップを消すと自動で次に送る）
9. メインテロップの表示
10. サブテロップの表示
11. テロップNo.の表示
12. 各カメラのデジタルズーム
13. 各カメラのデジタルパン/ティルト
14. Macに同期したクロック表示

この項目はbeta110228とほとんど同じなのですが、内部動作的には全く変わっています。
主な変更ポイントは、

1. TouchOSCでのリモート側で、ボタンのLEDの点灯がローカルフィードバックだった物を、全てMac側からのリモートフィードバックに変更しました。これにともないボタンのデザインと動作が若干変更になっています。
   1. ボタンの中央部はローカルフィードバックで押している間のみ白く点灯します。
   2. ボタンの周辺部はリモートフィードバックで状態表示LEDとして点灯します。
   3. 複数台のiPhoneが居る場合、設定が正しければ全ての表示が連動します。
   4. 表示状態を同期させるためのボタン操作が不要になりました。
2. スイッチャーボタンに排他動作が組み込まれました。以前のminiMasterはカメラのON/OFFを個別にリモートしていただけですが、beta110304では選択したカメラのみがONになり他が自動的にOFFになる排他回路を組み込みました。
   1. フルスペックマスターの物とは全く別設計の軽量版を作り直しました。
   2. 動作表示LEDはリモートフィードバックです。
3. 時計表示機能を付けました。
   1. Macと同期した時計表示なのでiPhone毎でずれることはありません。
4. 通信機能の大幅強化
   iPhoneへのフィードバックを取りこぼす事が無い様に、返りの通信の制御機構に特殊な細工を加えることで、パケットが複数回送信されるようになっています。
   1. テロップチェンジ後「Feedback T」で設定した秒数パケットがリピートされます。
   2. 各種スイッチ操作後「Feedback T」で設定した秒数パケットがリピートされます。
   3. 表示が反映されない場合には、押しても状態の変わらないオレンジ系のスイッチ（AutoとFade）を押してみると、他のスイッチのLEDもリフレッシュされます。

などが変更になっています。このため複数のiPhoneからの同時リモートが可能になっています。

| 2011年03月06日 23:53 | Mac, dendoSwitcher, QuartzComposer, CamTwist, Ustream, iPhone | トラックバック（3） | コメント（0） |